HPは見られているが、予約に進めていない可能性があります。
- 料金、治療期間、初診相談の不安が残っていないか確認します。
- 予約ボタンがスマホで見つけやすいか確認します。
- 矯正・インプラントなど、目的別ページから予約までの導線を確認します。
想定される対策
- ファーストビューに予約ボタンを増やす。
- よくある不安をページ上部に置く。
- 予約フォームの入力項目を減らせないか確認する。
院長・事務長向け 初心者ガイド
この資料は、Google AnalyticsやLooker Studioに慣れていない方が、毎月どこを見て、何を判断し、どんな対策を考えればよいかを理解するための説明書です。難しい分析用語よりも、医院運営で使える見方を優先しています。
毎日すべてを分析する必要はありません。普段は速報値を眺め、月1回だけ前月の結果を振り返ります。
朝または週初めにレポートを開きます。表示される表で、今月の行を見ます。
予約完了は、予約完了ボタンを押した人です。実際に通院する人は目安として約2割と考えます。
アクセスがあるのに予約完了が少ない場合は、HPの導線、予約ページ、電話導線に改善余地があります。
GA4の前月データは自動で更新されます。月初すぐはデータ反映が遅れることがあるため、2日以降に見ます。
新患総数、HP経由、矯正、インプラントをMonthly_Dataに反映します。患者名などの個人情報は入れません。
単月だけで良し悪しを決めず、少なくとも2か月以上の流れで見ます。増えた理由、減った理由をメモします。
Source_LogにERRORがあれば、どの処理で止まったかが分かります。トークンや個人情報は表示されない設計です。
Lookerに出ない時でも、Monthly_Dataに数字が入っていればデータ自体は保存されています。
「何か変」よりも、「Source_Logの何行目にERROR」「5月分だけ0」まで伝えると、復旧が早くなります。
すべての数字を同時に追うと混乱します。まずは、HPに来た人、予約・電話した人、実際の新患数の順で見ます。
セッション数、ユーザー数、自然検索セッション数、広告セッション数を見ます。
予約完了数、電話タップ数を見ます。実来院とは別の数字です。
Chatwork月次報告から、新患総数、HP経由、矯正、インプラントを見ます。
広告費が入ると、1件の予約やHP経由新患にかかった費用を見られます。
| 項目 | 初心者向けの意味 | 増えた時の見方 | 減った時の見方 |
|---|---|---|---|
| GA4セッション数 | HPを見に来た回数です。同じ人が複数回来ると複数回になります。 | 露出や検索流入が増えている可能性があります。 | SEO、広告、サイト表示、計測タグの問題を確認します。 |
| 予約完了数 | 予約完了ボタンを押した人数に近い数字です。実来院ではありません。 | 予約導線が機能している可能性があります。実来院は約2割目安で見ます。 | 予約フォーム、CTA、料金・診療内容の見せ方を確認します。 |
| 電話タップ数 | スマホなどで電話ボタンを押した回数です。 | 電話相談ニーズが高い状態です。受付体制や折返しを確認します。 | 電話ボタンの位置、診療時間表示、電話リンクの不具合を確認します。 |
| 自然検索セッション数 | Google検索など、広告以外から来たアクセスです。 | SEOや地域名検索で見つかりやすくなっている可能性があります。 | 検索順位、Googleビジネスプロフィール、ページ内容の鮮度を見ます。 |
| 広告セッション数 | 広告経由でHPに来たアクセスです。 | 広告配信が増えています。予約完了も増えているか確認します。 | 広告停止、予算不足、配信設定、審査落ちを確認します。 |
| HP経由新患数 | 実際の新患のうち、HPがきっかけだった人数です。 | 集患として最も分かりやすい成果です。何が効いたかメモします。 | HP導線、広告、検索流入、受付時の聞き取り方法を確認します。 |
ダッシュボードの目的は「眺めること」ではなく、次の一手を決めることです。下の例は、院長・事務長が月次会議で使える判断パターンです。
会議の目的は、細かい分析ではなく「来月やることを1つから3つ決めること」です。
新患総数、HP経由新患数、予約完了数、電話タップ数、GA4セッション数を見ます。増減だけを確認します。
アクセスはあるか、予約はあるか、実新患につながっているかを順番に見ます。
例: 予約フォームが分かりにくい、広告の流入先が合っていない、電話対応時間に取りこぼしがある、など。
「誰が」「いつまでに」「何をするか」を決めます。大きな施策より、小さく確実に実行できる施策を優先します。
予約ボタン、電話ボタン、よくある質問、診療別ページ、症例・説明文を改善します。
広告費、クリック、広告CV、予約完了、HP経由新患を見て、広告の継続・調整を決めます。
電話から予約につながっているか、予約後の来院率を上げる案内ができているかを確認します。
この仕組みは自動で動く部分があるため、列名やシート名を変えると壊れます。院内運用では安全な範囲だけ触るようにします。
この仕組みは患者名、電話番号、メールアドレスを集計しない前提です。Chatwork報告も月次集計だけにします。
イベントや期間によっては0件になります。Source_LogにERRORがなければ正常な0件の可能性があります。
月の途中の数字は、前月1か月分と単純比較しません。月末時点の着地見込みとして見ます。